きょうこの頃



2020年8月10日(月)

 中村文則『私の消滅』読了。

 じつに気持ちの悪い小説だった。
 読後感も最悪。
 主人公は、精神科医。
 虐待児である。


主な参考文献

『夢のなかー連続幼女殺害事件被告の告白』宮暗勤著 創出版
『夢のなか、いまもー連続幼女殺害事件元被告の告白』宮暗勤著 創出版
『宮暗勤裁判』(上・中・下)佐木隆三著 朝日新聞社
『宮崎勤精神鑑定書ー「多重人格説」を検証する』瀧野隆浩著 講談社
『宮崎勤事件ー塗り潰されたシナリオ』一橋文哉著 新潮文庫
「M/世界の、憂欝な先端』吉岡忍著 文春文庫
『マインド・コントロール』岡田尊司著 文藝春秋
『記憶のしくみ』〔上・下)ラリー・R・スクワイア、エリック・R・カンデル著 講談杜


単行本: 166ページ
出版社: 文藝春秋 (2016/6/18)
言語: 日本語
ISBN-10: 4163904719
ISBN-13: 978-4163904719
発売日: 2016/6/18
梱包サイズ: 19.7 x 14 x 2.3 cm

内容(「BOOK」データベースより)
このページをめくれば、あなたはこれまでの人生の全てを失うかもしれない。不気味な文章で始まる手記―これを読む男を待ち受けるのは、狂気か救済か。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中村文則
1977年、愛知県生まれ。福島大学卒業。2002年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。04年『遮光』で野間文芸新人賞を受賞。05年『土の中の子供』で芥川賞を受賞。10年『掏摸スリ』で大江健三郎賞を受賞。『掏摸スリ』の英訳が米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの2012年年間ベスト10小説、米アマゾンの月間ベスト10小説に選ばれる。14年、ノワール小説に貢献した作家に贈られる米文学賞デイビッド・グディス賞を日本人で初めて受賞





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