きょうこの頃



2021年8月8日(日)

 『摘録 断腸亭日乗〈上〉 (岩波文庫)』読了。

 エッセンスのみというが、これでもかなり大部。

 青空文庫に一部あるが、https://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1341.html#sakuhin_list_1
 探すと、未完成ながら全文の試みがあった。https://yonosuke.net/kafu/
 が
 2018年で更新がストップしている。
https://yonosuke.net/kafu/?%E6%96%AD%E8%85%B8%E4%BA%AD%E6%97%A5%E4%B9%97Wiki

 やたらと菊池寛を嫌う。
 どうも一方的な感情らしい。

 上巻では、最後に「西遊日誌抄」が附されている。
 ワシントンから父親のコネでニューヨークの正金銀行に就職するが、怠業気味。従兄弟の素川子にニューヨークを案内され、娼婦に翻弄され、パリに逃げ出し、正金銀行を辞職するまで。
 ブログ参照。
 http://kohkaz.cocolog-nifty.com/monoyomi/2009/09/post-e100.html



内容(「BOOK」データベースより)

永井荷風(1879‐1959)は38歳から79歳の死の直前まで42年間にわたって日記を書きつづけた。断腸亭とは荷風の別号、日乗とは日記のこと。岩波版全集で約3000ページにのぼるその全文からエッセンスを抄出し読みやすい形で提供する。この壮絶な個人主義者はいかに生き、いかに時代を見つづけたか。
出版社 岩波書店 (1987/7/16)
発売日 1987/7/16
文庫 460ページ
ISBN-10 400310420X
ISBN-13 978-4003104200




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