きょうこの頃



2017年2月28日(水)

 マンシェット『愚者(あほ)が出てくる、城寨(おしろ)が見える』読了。

 アクアの定期点検の待ち時間に読み始め、つまらないと思いながらも読むものはあと神奈川新聞のみで、けっきょく1時間で4分の3くらい読み終え、帰ってから読了。
 思ったよりも面白かったか。
 でも、マンシェットのほかの作品を読みたいとは思わない。





愚者(あほ)が出てくる、城寨(おしろ)が見える (光文社古典新訳文庫) 文庫 ?2009/1/8
ジャン=パトリック マンシェット (著),? & 2 その他

内容(「BOOK」データベースより)

精神を病み入院していたジュリーは、企業家アルトグに雇われ、彼の甥であるペテールの世話係となる。しかし凶悪な4人組のギャングにペテールともども誘拐されてしまう。ふたりはギャングのアジトから命からがら脱出。殺人と破壊の限りを尽くす、逃亡と追跡劇が始まる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

マンシェット,ジャン=パトリック
1942‐1995。フランスの小説家。マルセイユ生まれ。パリ大学ソルボンヌ校在学中より左翼政治運動へ傾倒。その後、大学を中退し、様々な職業で生計を立てる。1971年、ガリマール社より共同執筆と単独執筆の犯罪小説が相次いで刊行され小説家デビュー。1972年には『愚者が出てくる、城寨が見える』が出版され、翌年の「フランス推理小説大賞」を受賞。一躍、フランス暗黒小説のリーダー的存在となる

中条/省平
1954年生まれ。学習院大学教授。仏文学研究のほか、映画・文学・マンガ・ジャズ評論など、多方面で旺盛な活動を展開している





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