きょうこの頃



2017年2月19日(日)

 朝食後から読み始めて昼食後に読み終えた。
 長編にしては短い。




写字室の旅 単行本   2014/1/31
ポール オースター (著), Paul Auster (原著), 柴田 元幸 (翻訳)
単行本: 173ページ
出版社: 新潮社 (2014/1/31)
言語: 日本語
ISBN-10: 410521716X
ISBN-13: 978-4105217167
発売日: 2014/1/31

内容紹介

彼はどこに行くのか。どこにいるのか――未来を巡る、新しいラビリンス・ノベル。奇妙な老人ミスター・ブランクが、奇妙な部屋にいる。部屋にあるものには、表面に白いテープが貼ってあって、活字体でひとつだけ単語が書かれている。テーブルには、テーブルという言葉。ランプには、ランプ。老人は何者か、何をしているのか……。かつてオースター作品に登場した人物が次々に登場する、不思議な自伝的作品。
内容(「BOOK」データベースより)

机には、机と書かれたテープ、ランプには、ランプと書かれたテープ。病院?牢獄?それとも…謎にみちた場所から紡ぎ出される闇と希望の物語。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

オースター,ポール
1947年、ニュージャージー州ニューアーク生まれ。若いうちから作家を志し、1970年代から詩、戯曲、評論の執筆、フランス文学の翻訳などに携わる。1985年から86年にかけて刊行された「ニューヨーク三部作」で一躍脚光を浴び、以来、無類のストーリーテラーとして現代アメリカを代表する作家でありつづけている。フランス、ドイツ、日本などでは、本国アメリカ以上に評価の高い世界的人気作家である。ブルックリン在住

柴田元幸
1954年生まれ。東京大学教授、翻訳家。ポール・オースター、リチャード・パワーズ、スティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザー、バリー・ユアグロー、トマス・ピンチョンなどアメリカ現代文学の翻訳多数。自著『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、訳書『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞を受賞





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