まぼろしの夏(なつ) その他(た)
二〇〇〇年九月二〇日 第一刷発行
著者 佐伯一麦(さえきかずみ)
発行所ー株式会社講談社
印刷所-凸版印刷株式会社
製本所 和田製本工業株式会社
装画 奥山民枝「山峰」91×11cm 1989年 |
初出
嫌犬記 「新潮」一九九二年一月号
まぼろしの夏「群像」一九九五年一月号
神の森 「朝日新聞」一九九九年一〇月二、九、一六、二三、三〇日
凍止 「群像」一九九八年一月号
庵女 「i feel」一九九九年春号
野蒜 「一冊の本」一九九六年一〇月号
ターン 「小説新潮」二〇〇〇年四月号
なめし 「群像」二〇〇〇年一月号
青葉木菟 「新潮」二〇〇〇年七月号 |
佐伯一麦(さえき かずみ)
1959年、仙台生まれ。仙台一高を卒業、上京して週刊誌記者などの職業を経て電気工として働くかたわら執筆・活動を続け、84年「木を接ぐ」で第三回海燕新人文学賞を受賞。
以後、90年『ショート・サーキット』で第十二回野間文芸新人賞、91年『ア・ルース・ボーイ』で第四回三島由紀夫賞、97年『遠き山に日は落ちて』で第一回木山捷平文学賞をそれぞれ受賞する。その他の著書に『雛の棲家』『一輪』『木の一族』『少年詩篇』『蜘蛛の巣アンテナ』『川筋物語』がある。 |