きょうこの頃



2015年6月3日(水)

 「兜町の石原」

 上森小鉄 136頁

 福本邦雄 190頁

 特捜

 木村剛の振興銀行

 


 



黒幕 巨大企業とマスコミがすがった「裏社会の案内人」

著者/訳者

伊藤博敏/著

出版社名

小学館

発行年月

2014年11月

販売価格

1,800円 (税込1,944円)

本の内容

借金の取り立てで住吉会に囲まれ、検察の予定調和捜査 に噛みつき、リクルート江副浩正に意見し、内調と警視庁になぜか頼られ、中川秀直愛人醜聞では右翼と共闘し、『噂の眞相』に助け船を出し、銀座のクラブに 巨費を落とす。?こんな男が実在した!腕と度胸で成り上がっていった実在の情報フィクサー・石原俊介の封印された半生に迫る傑作ノンフィクション!

情報フィクサー“兜町の石原”とは何者か 

借金の取り立てで住吉会に囲まれ、検察の予定調和捜査に噛みつき、リクルート江副浩正に意見し、内調と警視庁になぜか頼られ、中川秀直愛人醜聞では右翼と共闘し、『噂の眞相』に助け船を出し、銀座のクラブに巨費を落とす。
??こんな男がつい最近まで実在した!
情報誌『現代産業情報』発行人・石原俊介は、メディアには絶対に出てこなかった「陰の情報フィクサー」。2013年4月に急逝した石原の封印された半生を、気鋭のジャーナリストが初めて明らかにする! 
日本の裏面史をあぶり出す傑作ノンフィクション、ここに誕生!


【編集担当からのおすすめ情報】 
メディアの人間は皆が知っていたのに、新聞もテレビもその名を報じなかった「陰の情報フィクサー」が実在していました。切った張ったで成り上がっていく、映画のような「コワ面白い世界」をお楽しみください。(「近刊情報」より)

目次

第1章 「黒幕」の誕生(メディア、企業広報、捜査関係者と暴力団幹部が一堂に会した
「オール5」の中学卒業後、「金の卵」として上野駅に降り立つ ほか)
第2章 マスコミを動かす、捜査権力を動かす(平和相銀事件で「兜町の石原」の名は轟くようになる
右翼、暴力団情報で「裏社会の案内人」への期待に応える ほか)
第3章 巨大企業の「守護神」として(金融界を震撼させた総会屋利益供与事件をどこよりも早く報じた
総会屋・小池の動静が石原に伝わる情報ルートが確立していた ほか)
第4章 「内調」「政治家」から「右翼」「暴力団」まで(内調経験がある元警察大学校長が「石原の死」を悼む
警視庁組織犯罪対策部の名物刑事が感心した「石原の視点」 ほか)

ISBN

978-4-09-379865-5

著者情報

伊藤 博敏
1955年福岡県生まれ。東洋大学文学部哲学科卒業、編集プロダクションを経て、ジャーナリストに。特に経済事件の取材に定評があり、数多くの週刊誌、月刊誌などに寄稿 





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