きょうこの頃



2015年4月18日(土)

 読み終わるのに、2週間以上かかった。
 思ったよりミステリの要素は少ないし、冒頭のエピソードは最終的に解決されない。

 ブログ;http://kohkaz.cocolog-nifty.com/monoyomi/2015/03/post-066a.html


 



リスボンへの夜行列車

著者/訳者

パスカル・メルシエ/著 浅井晶子/訳

出版社名

早川書房 

発行年月

2012年03月

サイズ

486P 20cm

販売価格

2,500円 (税込2,700円)

本の内容

古典文献学の教師ライムント・グレゴリウス。五十七歳。ラテン語、ギリシア語、ヘブライ語に精通し、十人以上の生徒と同時にチェスを指せる男。同僚や生徒から畏敬される存在。人生に不満はない?彼はそう思っていた、あの日までは。学校へと向かういつもの道すがら、グレゴリウスは橋から飛び降りようとする謎めいた女に出会った。ポルトガル人の女。彼女との奇妙な邂逅、そしてアマデウ・デ・プラドなる作家の心揺さぶる著作の発見をきっかけに、グレゴリウスはそれまでの人生をすべて捨てさるのだった。彼は何かに取り憑かれたように、リスボンへの夜行列車に飛び乗る?。本物の人生を生きようとする男の魂の旅路を描き、世界的ベストセラーを記録した哲学小説。

ISBN

978-4-15-209281-6

著者情報

メルシエ,パスカル(Mercier,Pascal)
スイスの作家、哲学者。1944年6月23日、ベルン生まれ。本名ペーター・ビエリ。本業はベルリン自由大学の教授で、専門の哲学研究を生かして小説を執筆してきた。2007年には、定年により教授職を引退し、著述業に専念している

浅井 晶子
ドイツ文学翻訳家、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程認定退学 





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