きょうこの頃



2015年3月8日(日)

 司馬遼太郎『この国のかたち(一)』読了。
 思い立って、読み終えてしまった。




 


目次

朱子学の作用 
"雑貨屋"の帝国主義
"統帥権"の無限性 
正成と諭吉 
機密の中の"国家"
明治の平等主義
日本の"近代” 
尊王穰夷 
浄瑠璃記 
信長と独裁
高貴な"虚"
孫文と日本
江戸期の多様さ 
若衆と械闘
藩の変化
土佐の場合
豊臣期の一情景
谷の国 
六朝の余風
日本と仏教 
日本の君主 
若衆制 
苗字と姓

 あとがき


この国のかたち 1

1986〜1987

著者/訳者

司馬遼太郎/著

出版社名

文藝春秋

発行年月

1990年03月

サイズ

214P 18cm

販売価格

1,200円 (税込1,296円)

日本は世界の他の国々とくらべて特殊な国であるとはおもわないが、多少、言葉を多くして説明の要る国だとおもっている。長年の間、日本の歴史からテーマを 掘り起し、香り高く稔り豊かな作品群を書き続けてきた著者が、この国の成り立ちについて研澄まされた知性と深く緻密な考察をもとに、明快な論理で解きあか す白眉の日本人論。




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