著者/訳者
最相葉月/著
出版社名
新潮社
発行年月
2014年01月
サイズ
345P 20cm
販売価格
1,800円 (税込1,944円)
本の内容
密室で行われ、守秘義務があるため、外からはうかがい 知れない。呼称や資格が乱立し、値段はバラバラ。「信頼できるセラピストに出会うまで5年かかる」とも言われる。「心」をめぐる取材は、そんなカウンセリ ングへの不審と河合隼雄を特集した雑誌の、ある論文をきっかけに始まった。うつ病患者100万人突破のいま、現代人必読のノンフィクション。
心はどのように治るのか。箱庭療法など治療の変遷を辿り、臨床を学び、専門医と対話し、治療の在り方を問う傑作ノンフィクション。(「近刊情報」より)
目次
逐語録第1章 少年と箱庭第2章 カウンセラーをつくる第3章 日本人をカウンセリングせよ第4章 「私」の箱庭第5章 ボーン・セラピスト第6章 砂と画用紙第7章 黒船の到来第8章 悩めない病第9章 回復のかなしみ
ISBN
978-4-10-459803-8
著者情報
最相 葉月1963年生まれ。兵庫県神戸市出身。関西学院大学法学部卒業。著書に『絶対音感』(小学館ノンフィクション大賞)、『星新一?一〇〇一話をつくった人』(講談社ノンフィクション賞、大佛次郎賞、日本推理作家協会賞、日本SF大賞、星雲賞)などがある