きょうこの頃



2015年2月1日(日)

 川上弘美『神様2011』読了。
 これを単行本で出すっていうのはちょっとないんじゃないという本ではある。
 800円?
 この発想こそが「等価交換」そのものだと気づく。



神様2011

著者/訳者

川上弘美/著

出版社名

講談社

発行年月

2011年09月

サイズ

45P 18cm

販売価格

800円 (税込864円)

受賞歴

第9回(1999年) 紫式部文学賞受賞

内容紹介

くまにさそわれて散歩に出る。「あのこと」以来、初めて――。

1993年に書かれたデビュー作「神様」が、2011年の福島原発事故を受け、新たに生まれ変わった――。「群像」発表時より注目を集める話題の書!

2011 年。わたしはあらためて、「神様2011」を書きました。原子力利用にともなう危険を警告する、という大上段にかまえた姿勢で書いたのでは、まったくあり ません。それよりもむしろ、日常は続いてゆく、けれどその日常は何かのことで大きく変化してしまう可能性をもつものだ、という大きな驚きの気持ちをこめて 書きました。――<「あとがき」より>

内容(「BOOK」データベースより)

くまにさそわれて散歩に出る。「あのこと」以来、初めて―。1993年に書かれたデビュー作「神様」が、2011年の福島原発事故を受け、新たに生まれ変わった―。「群像」発表時より注目を集める話題の書。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

川上/弘美
1958年生まれ。96年「蛇を踏む」で芥川賞、99年『神様』でドゥマゴ文学賞と紫式部文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞と女流文学賞、01年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、07年『真鶴』で芸術選奨を受賞




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