きょうこの頃



2014年11月3日(月)

 カルヴィーノ『パロマー』読了。
 イタロ・カルヴィーノ(1923-1985)が生前みずからの手で完成した最後の作品集。Palmar,Einaudi,1983。

 主人公の「パロマー氏」。
 中年男性、職業不詳、家族は妻と娘一人。パリとローマにアパートを所有。

 パロマー氏の考えた思考の内容。
 作家自身の独白のようでもある。



パロマー

岩波文庫

著者/訳者

カルヴィーノ/作 和田忠彦/訳

出版社名

岩波書店

発行年月

2001年11月

サイズ

179P 15cm

販売価格

540円 (税込583円)

本の内容

中年男性、職業不詳、家族は妻と娘一人、パリとローマ にアパートを所有?これがパロマー氏だ。彼は世界にじっと目を疑らす。浜辺で、テラスで、沈黙のなかで?。「ひとりの男が一歩一歩、知恵に到達しようと歩 みはじめる。まだたどりついてはいない。」三種の主題領域が交錯し重層して響きあう、不連続な連作小説27篇。

ISBN  978-4-00-327094-3





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