きょうこの頃



2014年7月27日(日)

 河野哲也『暴走する脳科学』読了。



暴走する脳科学 哲学・倫理学からの批判的検討

光文社新書 377

著者/訳者

河野哲也/著

出版社名

光文社

発行年月

2008年11月

サイズ

212P 18cm

販売価格

740円 (税込799円)

本の内容

脳研究によって、心の動きがわかるようになるのか。そ もそも脳イコール心と言えるのか。脳を調べることで心の状態を読むことは可能か。人間の行動は脳によって決定され、自由などは幻想に過ぎないのか。脳研究 が医療や教育、犯罪捜査、裁判などに応用されることは、どのような社会的インパクトを持ち、どのような倫理的問題が生じるだろうか。?“脳の時代”を生き る我々誰しもが持つ疑問に、気鋭の哲学者が明快に答える。現代人必読の“脳科学リテラシー”入門書。

目次

第1章 脳の時代と哲学
第2章 脳と拡張とした心
第3章 マインド・リーディングは可能か
第4章 社会的存在としての心
第5章 脳研究は自由意志を否定するか
第6章 脳神経倫理

ISBN

978-4-334-03480-1

著者情報

河野 哲也(コウノ テツヤ)
1963年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(哲学)。現在、立教大学文学部教育学科教授。専攻は哲学・倫理学 





content2014