光文社新書 377
著者/訳者
河野哲也/著
出版社名
光文社
発行年月
2008年11月
サイズ
212P 18cm
販売価格
740円 (税込799円)
本の内容
脳研究によって、心の動きがわかるようになるのか。そ もそも脳イコール心と言えるのか。脳を調べることで心の状態を読むことは可能か。人間の行動は脳によって決定され、自由などは幻想に過ぎないのか。脳研究 が医療や教育、犯罪捜査、裁判などに応用されることは、どのような社会的インパクトを持ち、どのような倫理的問題が生じるだろうか。?“脳の時代”を生き る我々誰しもが持つ疑問に、気鋭の哲学者が明快に答える。現代人必読の“脳科学リテラシー”入門書。
目次
第1章 脳の時代と哲学第2章 脳と拡張とした心第3章 マインド・リーディングは可能か第4章 社会的存在としての心第5章 脳研究は自由意志を否定するか第6章 脳神経倫理
ISBN
978-4-334-03480-1
著者情報
河野 哲也(コウノ テツヤ)1963年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(哲学)。現在、立教大学文学部教育学科教授。専攻は哲学・倫理学