きょうこの頃



2014年3月18日(火)

 谷川貞治『平謝り K‐1凋落、本当の理由』読了。
 結論から言えば、正道会館(“せいどう”と読むのはこれを読んで知った)の会長、k-1生みの親・石井館長の責任である、ということにつきる。
 そもそも、石井館長が脱税で逮捕されることから、作者がプロデューサーに転職することになる。
 そして、現在は無職。
 ツイッターはやっている。
 インターネット上に『続・平謝り』があった。



平謝り K‐1凋落、本当の理由

著者/訳者

谷川貞治/著

出版社名

ベースボール・マガジン社

発行年月

2012年10月

サイズ

271P 19cm

販売価格

1,575円

内容(「BOOK」データベースより)

史上唯一、紅白歌合戦に視聴率で勝った番組“K‐1”有頂天プロデューサーの栄光と転落!「世界一難しいビジネス」の実態を当事者が初激白。K‐1の運営会社「FEG」破産、その本当の理由がここにある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

谷川/貞治
1961年9月27日生まれ、愛知県出身。日本大学卒業後、ベースボール・マガジン社入社、1991年、『格闘技通信』の編集長となる。1996年、ベー スボール・マガジン社を退社し、パーフェクTV!(現スカイパーフェクTV!)のプロレス・格闘技専門チャンネル・FIGHTING TVサムライの初代編成局長の職に就くも、半年ほどで退社。フジテレビの格闘技情報番組『SRS』にて格闘技評論家としてコメンテーターを務める傍ら格闘 技雑誌『格闘ゲリラマガジン』『格闘パンチ』『SRS‐DX』の編集長を歴任

目次

第1章 まったく新しい格闘技「K‐1」の誕生(「逮捕されるなんて、聞いてないよー」K‐1プロデューサー就任後に、テレビ放送打ち切り
「ストロングマシンの正体は、平田君だよ」梶原一騎に憧れ、ベースボール・マガジン社入社 ほか)
第2章 モンスター路線はなぜ生まれたか?(「イエッサー!」「イエッサー!」ボブ・サップ、突然の大ブレイク
「イベントは最初にテレビありき」テレビ局が求めた新種の異種格闘技 ほか)
第3章 「PRIDE」との仁義なき闘い!(「PRIDEにプロレス・ファンを取り込め」新たな顔、アントニオ猪木と桜庭和志
「アントン、高いとこは大丈夫か?」PRIDEの怪人・百瀬博教との出会い ほか)
第4章 深まっていく石井館長との心の溝、そしてFEGの破産(「もう他から資本を入れるか、売るしかないね」資金繰りの悪化と石井館長の出所
「早く借金や未払いをゼロにしなきゃ…」ところが次々と御破算になる身売り話 ほか)

ISBN 978-4-583-10508-6





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