きょうこの頃



2014年2月15日(土)

 ジョン・ダニング『失われし書庫』読了。
 なんでこんなに時間がないのかわからないが、長編小説を読む時間がとれない。
 ひたすら忙しい。
 最初は、1世紀近く前に失われたコレクションを探すのがテーマかと思って読み進んだら、けっきょくは最初の殺人事件の犯人捜しだけで終わってしまった。
 リチャード・バートンにまつわる謎の解決はどこかに行ってしまっていた。


  • 文庫: 588ページ
  • 出版社: 早川書房 (2004/12)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4151704086
  • ISBN-13: 978-4151704086
  • 発売日: 2004/12

内容(「BOOK」データベースより)

R・バートンの稀覯本を入手して一躍時の人となった古本屋クリフを、それは私の書庫から盗まれた本だと主張する老婦人が訪れた。彼女の祖父はバートンと交 流があり、献本で埋め尽くされた一大書庫を持っていたが、祖父の死と同時に騙し盗られたという。彼女の頼みで失われた蔵書の探索を始めた矢先、クリフの周 囲で強盗殺人が。だが元刑事のクリフの勘はこれは計画的犯行だと告げていた…本好き垂涎の古書蘊蓄ミステリ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

宮脇/孝雄
1954年早稲田大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家




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