内容紹介
1945年8月15日、玉音放送後に〈知られざる戦い〉が、美しい北の孤島で始まった――。それぞれの場所で、立場で、未来への希望を求める人々を描く浅田版「戦争と平和」。第64回毎日出版文化賞受賞作。(解説/梯久美子)
内容(「BOOK」データベースより)
1945年8月15日、玉音放送。国民はそれぞれの思いを抱えながら、日本の無条件降伏を知る。国境の島・占守島では、通訳要員である片岡らが、終戦交渉
にやって来るであろう米軍の軍使を待ち受けていた。だが、島に残された日本軍が目にしたのは、中立条約を破棄して上陸してくるソ連軍の姿だった。―美しい
北の孤島で、再び始まった「戦争」の真実とは。戦争文学の新たなる金字塔、堂々の完結。
著者について
浅田 次郎 (あさだ じろう)
1951年東京都出身。1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』 で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学 賞を、それぞれ受賞。近刊に『ま、いっか。』『ハッピー・リタイアメント』等。日本ペンクラブ専務理事。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
浅田/次郎
1951年東京都生まれ。95年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、97年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、06年
『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、08年『中原の虹』で吉川英治文学賞、10年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞を、それぞれ受賞
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